リムブレーキTTバイク 12s化:MICRO SHIFT Bar End Shifter 1×12 インプレ

世の中、ディスクロードが主流になってきて、規格が大きく変わる昨今、古い機材をどう生かすか悩む選手も多いのではないだろうか。僕自身も、TTバイクを買い換えるか否か迷い、使用頻度の観点から、延命治療を施した。時代は12速となるなか、リムブレーキで12速化するとなると、数少ない選択肢が、MICRO SHIFT Bar End Shifter - Shimano MTB 1x12である。

 


 まずはとてもマニアックな情報だが、ずっとカンパニョーロを使ってきたので、10速・11速・12速コンポの互換性について、本記事の関連情報として知りうる情報をまとめたい。

  • 11速カンパエルゴパワー(2013、コーラス)+10速カンパリアディレーラー(2010、ケンタウルス):変速良好
  • 11速カンパエルゴパワー(2013、コーラス)+11速カンパリアディレーラー(2015、コーラス):変速不良あり
  • 11速カンパエルゴパワー(2015、コーラス)+11速カンパリアディレーラー(2015、コーラス):変速良好
  • 12速カンパエルゴパワー(2020、レコード)+11速カンパリアディレーラー(2015、コーラス):変速不良あり
  • 12速カンパエルゴパワー(2020、レコード)+12速カンパリアディレーラー(2020、レコード):変速良好

TTバイクに関してはロードのおさがりコンポだったので、これまで

  • シマノ11速 SL-BSR1+10速カンパリアディレーラー(2010、ケンタウルス)

としており、ばっちり変速が決まっていた。なおスプロケはカンパ11速、シマノ11速どちらでも問題なかった。今回はリアディレーラーを変えずにマイクロシフトのバーエンドシフターを導入した。

 結論を述べると、

  • シマノスプロケ、カンパスプロケともに、インデックスシフトは不可:どんなに頑張って調整しても変速困難
  • フリクションモードであれば変速可能

という至って予想通りの結果となった。Di2並みの変速性能を求める場合は厳しいが、そうでなければ、リアディレーラーの可動範囲を調整したうえでフリクションモードで変速することで十分使い物になることが分かった。

恐らく、シマノ12速MTB、スラム12速ロード?コンポと組み合わせれば、インデックスシフトも可能なのではないだろうか。

バーエンドシフター単独のインプレであるが、それまで使っていたシマノデュラエース相当のバーエンドシフターと比べて大きな問題は見つからなかった。シフターの表面加工のお陰で滑りにくく、また剛性感も適切で、変速操作に問題は見られなかった。取り付けのしやすさもシマノ同様で特に問題は認めなかった。

このように、このマイクロシフト社製のバーエンドコントローラーは、古い規格の機材を12速化して使い続けたいという要望に十分こたえられる製品だと感じたので紹介させて頂いた。

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