奥入瀬渓流+大沼公園旅行記(去年9月)③

183系では、当然のことながら、一番先頭のシートを陣取ったわけだが、函館から少しすると、非常に北海道らしい風景に出会うことができた。特に、七飯を過ぎて、線路が二手に分かれ、トンネルをいくつか通過しだすあたりからは、非常に、大自然を感じられた。

そして、小沼が見え、大沼駅通過。列車はそのまま大沼公園駅に滑り込む。非常によく晴れていたため、そのまま撮影にはいる。

、そして、小沼へ移動中に通過しようとした列車をとっさに撮影。
そして、駅前で夕食を食べ、大沼プリンスホテルへの送迎バスを待つ間に一枚。今回の旅行で撮った写真の中で、個人的には最高傑作です。

そして夜。ホテルに隣接するゴルフ場では非常に星がきれいで、ついついFM10で数枚撮影しました。

9月5日。最終日。この日はホテルで朝食を食べ、レンタサイクルを借りた。大沼の周りはアップダウンが多く、ローディにもあったがもちろんレンタサイクルはママちゃり。
まずは日暮山に登るのだが、ここはMTBできても面白そうな未舗装路。こんなところをままちゃりで走ってよいのか?という感じで、特に下りでは、スピードコントロールが非常に難しかった。天気はご覧の通りの曇りで、頂上からはほとんど展望が無かったが、おそらく、晴れていたら非常に景色がよいだろう。
そして、急遽撮影対象を鉄道に改目、撮影地を探すために小沼方面まで出向いた後、結局大沼公園駅周辺と大沼、小沼間にある月見橋付近の踏切などで撮影を行った。

さて、この後は、キハ40系で函館まで戻り、789系で青森に戻り、そして、今回のたびのメインイベントである、寝台特急あけぼのである。その前に、キハ40系インプレッション。車体剛性は極めて高く、鋼鉄車らしい。シートは、普通列車なので多くは期待できない。しかし、車体デザインは、いかにも北海道の風景になじんだ秀逸なものだと個人的に思う。各駅停車のため何度も止まるが、ブレーキの剛性は極めて高く感じた。これでスマートに止まるためには、運転手の技量が試される。台車は、結構カチッとしていてよい印象をもった。ただ、最新の車両に見られるようなしなやかさは無いが、剛性が高いため、これはこれでよいと思える。
総合的に見て、非常に味のある車両、‘名車’だと言える。老朽化していることは分かるが、現在は、このようなまじめな作りで味のある車両になかなか会えない。残念な限りである。

北海道が名残惜しく、函館駅では、いろいろと撮影し、時刻表(北海道オリジナルバージョン)も何種類かもらった(表紙が数種類ある)。


というわけで、特別編に続く。

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