< 前の記事と続いています>
< iClickプチインプレ>
実は、Xpressoが割れてしまった際、もうタイムの感触に慣れきってしまい、以前使っていたシマノペダルに戻れず、急きょ、中古でiClick2を購入したので、軽く比較を述べておきたい。
iClickシリーズはXpressoより踏み面の面積が狭いこともあり、少しだけ安定感に欠ける印象があった。また、中古だからなのか、後部のみはまる、といったミスキャッチをしやすく感じた。
また、これも中古だからだろうが、樹脂ボディが少し削れている感じがあり、クリートをしっかりはめても、少し先端部分が動いている印象があった。
それらを踏まえても、やはりXpressoは正常進化、という印象を強く持った。
< Xpresso8 & Xpresso10 >
これまで述べてきたとおり、樹脂ボディの信頼性に少し疑問を抱く結果となった為、次に購入したのはXpresso8、今のXpresso10にあたるモデルだ。最終的には、8も壊し、10を購入したので、併せて、軽く印象と、耐久性の面を述べたい。
Xpresso8や10は、上のような、金属製の箱に入れらえている。高級感抜群だ。
カーボンボディにより、剛性感は樹脂よりも高く、また、かなり使い込んでも、先端部分が削れることはなく、ボディ自体の耐久性は高かった。
また、初期モデルのクリートは、やや削れやすい印象であったが、その後、買い替えたクリートは削れづらくなっており、かなり長持ちした。因みに、新品の10を買ったとき、クリートも新品のものをつけたら、かっちりはまりすぎて、まるでタイムではないような硬質な感触であった。
ただ、レースで、頻回に使用する場合の注意点として、クリアランスの大きさは知っておいたほうが良いだろう。このペダルは、シマノやスピードプレイと比べ、明らかに路面に擦りやすい気がする。クリテリウム等で、コーナーの出口からペダリングを再開するときなど、かなり頻繁に擦っている印象がある。ただ、さすがにカーボンの為、ボディ自体は擦り傷が残るのみだし、剛性感が高いから、即落車につながる、ということはなく、しっかり体勢を立て直せる。
また、もう一点。一応金属プレートがついているものの、数千キロ走るとかなり削れてくる。そして、上下に不安定な感触となり、スプリントの際などに、クリートが少し浮くような現象が起こる。この部分はスペアパーツが売っているので、たくさん乗る人は、頻繁に買い替える必要がありそうだ。
<耐久性の問題②-割れた板バネ>
さて、Xpresso8が寿命を迎えた際のことを述べておきたい。
この写真をよく見ると分かるのだが、板バネに亀裂が入っていた。これは、約1.5万キロ使った状態である。
事の発端は、ボディの前後部をつないでいる軸が外れたこと。上の写真では、直しているが、これでばねがずれたためか、クリートを外す際に、ばねも一緒に外れ、よく見たら、亀裂が入っていた。
こちら側は、落車や地面との接触で頻繁に衝撃が加わっていた影響もあるかもしれないし、もちろん、つけ外し回数も多いので、そういった意味で、先に壊れたことは当然だろう。よく乗る人の場合、このような事も起こり得る、という情報共有のために書かせてもらった。
しかし、もちろん、この後に買ったペダルはXpressoである。 Timeのペダルは、一度使うとやめられない。
<特集:冬の膝痛対策 完>
(目次)
①〈はじめに〉〈根治方〉
② ―アロマジェル、インソール等インプレ
〈補助的製品〉
a. NAQI Infram GEL
b. Shock Doctor SP0972
c. Currex Sole BikePro (High)
③-シューズに関する考察、ペダル考①
〈ソール形状に関する考察〉〈ペダルに関する考察〉
④-ペダル考②;スピードプレイ インプレ
<スピードプレイ インプレ><スピードプレイに対する辛口評論>
⑤-ペダル考③;タイムペダル インプレ①
<タイムペダルとの出会い>< Xpresso4 インプレッション ><耐久性の問題①-割れたペダル>
⑥-ペダル考④;タイムペダル インプレ②
< iClick2プチインプレ >< Xpresso8 & Xpresso10 ><耐久性の問題②-割れた板バネ>
実は、Xpressoが割れてしまった際、もうタイムの感触に慣れきってしまい、以前使っていたシマノペダルに戻れず、急きょ、中古でiClick2を購入したので、軽く比較を述べておきたい。
iClickシリーズはXpressoより踏み面の面積が狭いこともあり、少しだけ安定感に欠ける印象があった。また、中古だからなのか、後部のみはまる、といったミスキャッチをしやすく感じた。
また、これも中古だからだろうが、樹脂ボディが少し削れている感じがあり、クリートをしっかりはめても、少し先端部分が動いている印象があった。
それらを踏まえても、やはりXpressoは正常進化、という印象を強く持った。
これまで述べてきたとおり、樹脂ボディの信頼性に少し疑問を抱く結果となった為、次に購入したのはXpresso8、今のXpresso10にあたるモデルだ。最終的には、8も壊し、10を購入したので、併せて、軽く印象と、耐久性の面を述べたい。
Xpresso8や10は、上のような、金属製の箱に入れらえている。高級感抜群だ。
カーボンボディにより、剛性感は樹脂よりも高く、また、かなり使い込んでも、先端部分が削れることはなく、ボディ自体の耐久性は高かった。
また、初期モデルのクリートは、やや削れやすい印象であったが、その後、買い替えたクリートは削れづらくなっており、かなり長持ちした。因みに、新品の10を買ったとき、クリートも新品のものをつけたら、かっちりはまりすぎて、まるでタイムではないような硬質な感触であった。
ただ、レースで、頻回に使用する場合の注意点として、クリアランスの大きさは知っておいたほうが良いだろう。このペダルは、シマノやスピードプレイと比べ、明らかに路面に擦りやすい気がする。クリテリウム等で、コーナーの出口からペダリングを再開するときなど、かなり頻繁に擦っている印象がある。ただ、さすがにカーボンの為、ボディ自体は擦り傷が残るのみだし、剛性感が高いから、即落車につながる、ということはなく、しっかり体勢を立て直せる。
また、もう一点。一応金属プレートがついているものの、数千キロ走るとかなり削れてくる。そして、上下に不安定な感触となり、スプリントの際などに、クリートが少し浮くような現象が起こる。この部分はスペアパーツが売っているので、たくさん乗る人は、頻繁に買い替える必要がありそうだ。
<耐久性の問題②-割れた板バネ>
さて、Xpresso8が寿命を迎えた際のことを述べておきたい。
この写真をよく見ると分かるのだが、板バネに亀裂が入っていた。これは、約1.5万キロ使った状態である。
事の発端は、ボディの前後部をつないでいる軸が外れたこと。上の写真では、直しているが、これでばねがずれたためか、クリートを外す際に、ばねも一緒に外れ、よく見たら、亀裂が入っていた。
こちら側は、落車や地面との接触で頻繁に衝撃が加わっていた影響もあるかもしれないし、もちろん、つけ外し回数も多いので、そういった意味で、先に壊れたことは当然だろう。よく乗る人の場合、このような事も起こり得る、という情報共有のために書かせてもらった。
しかし、もちろん、この後に買ったペダルはXpressoである。 Timeのペダルは、一度使うとやめられない。
<特集:冬の膝痛対策 完>
(目次)
①〈はじめに〉〈根治方〉
② ―アロマジェル、インソール等インプレ
〈補助的製品〉
a. NAQI Infram GEL
b. Shock Doctor SP0972
c. Currex Sole BikePro (High)
③-シューズに関する考察、ペダル考①
〈ソール形状に関する考察〉〈ペダルに関する考察〉
④-ペダル考②;スピードプレイ インプレ
<スピードプレイ インプレ><スピードプレイに対する辛口評論>
⑤-ペダル考③;タイムペダル インプレ①
<タイムペダルとの出会い>< Xpresso4 インプレッション ><耐久性の問題①-割れたペダル>
⑥-ペダル考④;タイムペダル インプレ②
< iClick2プチインプレ >< Xpresso8 & Xpresso10 ><耐久性の問題②-割れた板バネ>
コメント
1ペア8000円で半永久的に壊れません。(樹脂製の軸は7075アルミ、カーボン板は64チタンです)
京都のチタン職人さんです。(ハンドメイドバイシクル展にも出展しています)
ご興味があればどうぞ。
https://m.facebook.com/280834058706229/photos/a.297171837072451.64278.280834058706229/1139657069490586/?type=3&source=54
写真のペダルは私の私物です。
なるほど、ワンオフで作るという手がありましたか笑
そして、カーボンばねの代わりにチタンを利用するというのも面白いですね。確かに、64チタンなら硬くてしかも耐久性も高そうで、良さそうですね。
私自身も、ぜひ導入を検討したいと思います!