Firefoxといえば、豊富なadd-onによる高い拡張性がウリの一つだろう。しかしQuantum世代になり、かなり高速化した一方で、多くのadd-onの互換性がなくなった。これは性能向上の代償の一つと言って良いのではないだろうか。
僕自身はTabをたくさん開く癖があり、いつもTab Mix PlusとTab Groupsを愛用していた。特に後者に関しては、Tabを100個も200個も開いてもしっかり整理でき、非常に便利だったので、これが使えないのはQuantumの最も残念な点であった。
今後も引き続き多くの代替add-onが出てくるだろうが、現時点で個人的に気に入ったもの、使っているものを紹介したいと思う。完全なる素人の記事ではあるが、同じような悩みを抱えている人に、少しでも参考になればとても嬉しい。
add-onの紹介
◦Firefox Multi-Account Containers <おススメ度★★★>
まずは純正add-onのMulti-Account Containersから。これは、開いているタブを自分で決めた分類に従って、コンテナーとして整理できる。また、新規タブを開くときも、どのコンテナーのタブとして開くかを自分で指定できる。
シンプルで使いやすく、またカラフルなところもよい。非常におススメ。
◦Tab center redux おススメ度<★★☆>
こちらも使いやすいadd-on。Multi-Account Containersで頑張って分類した結果が反映されるのもgood。タブを100個以上開く人にはお勧めできないが、数十個レベルであれば、機能が絞られていてシンプルな分、使い勝手が良いのではないかと思う。
◦ツリー型タブ (Tree Style Tab) おススメ度<★☆☆>
あるホームページの中で、クリックしたら別のタブとして開かれたタブのような、同系統のタブを自動的にまとめてくれるadd-on。こちらも開いているタブの数が数100個レベルだとあまりメリットを感じられないが、数十個レベルだと使い勝手が良いのではないかと思う。
◦Sea Containers おススメ度<★★★>
もっとも愛用しているadd-on。非常におススメ。
Multi-Account Containersの分類に合わせてタブをグルーピングしてくれるので、少なくとも数百個タブを開いていても快適に使うことができる。このため、僕自身はこの記事執筆時点(2018/2/16)ではMulti-Account Containers+Sea Containersの組み合わせで300個近いタブを管理している。
◦Tree Tabs おススメ度<評価不定>
ツリー型タブ (Tree Style Tab)と似たような系統のadd-on。より機能を増やして、また自動ではなく手動でカスタマイズできる範囲が広い。一つ一つの機能はTree Tabsの紹介ページのスクリーンショットの方が詳しいので割愛。使いこなしている人＆カスタマイズが好きな人にとっては恐らく評価が高いadd-onなのではないかと思うが僕自身はもう少し直感的に使えるadd-onを求めており、実際使いこなせていない。そういった点では人によって評価が分かれるのではないかと感じる。
◦Tab Group Window おススメ度<評価不定>
こちらは見た目が以前のTab Groupsに似たadd-on。残念ながらMulti-Account Containersの分類がこの記事執筆時点(2018/2/16)では反映されないため、全然使用していないから、評価不定とさせて頂きたい。今から一からタブを分類しなおす予定の人にはお勧めできるadd-onである。
◦タブリストボード おススメ度<評価不定>
こちらも残念ながらMulti-Account Containersの分類がこの記事執筆時点(2018/2/16)では反映されないため使用しておらず、評価不定とさせて頂きたいが、同じくTab Groupsに似た使い勝手と思われるので、今から一からタブを分類しなおす予定の人にはお勧めできるadd-onである。
Firefoxをリフレッシュしたときの移行の仕方
Firefoxの場合、ずっと使用していて動作が遅くなった時、リフレッシュをされる方も多いのではないかと思う。この場合、どのように、開いたコンテナ―タブの環境を移行するか紹介する。
◦自力で行う方法
① アドレスバーにabout:profilesと打ち込み、プロファイルの場所を調べる
②ルートディレクトリを開き、そのフォルダの中のsessionstore-backupsを開く。
③ここにあるファイルを別の場所にコピーし、Firefoxをリフレッシュし終わって、かつ必要なadd-onをインストールしなおしてから、ここにあるファイルを先ほどコピーしたものと入れ替える。
【重要】※これを実際に行ったとき(2017/12/24)時点では、タブは全て元に戻ったものの、コンテナ―の一部が復元されなかった。僕のやり方にミスがあるのかもしれないので、より良い方法が見つかり次第、加筆訂正します。
◦Tab Session Managerを使う
Tab Session Managerという、セッションを記憶できるadd-onを利用する方法もある。このadd-onは開いているセッションをエクスポートできるので、インポートしなおせばよい。ただ、少なくともタブを300個近く開いている状態でこのadd-onを使用するとかなり動作が遅くなるので注意が必要である。
ｰｰｰｰｰ
ここで書いた内容が、少しでも皆様の参考になれば幸いである。よりよい方法、add-onが見つかり次第、適宜加筆訂正を行っていきたい。
僕自身はTabをたくさん開く癖があり、いつもTab Mix PlusとTab Groupsを愛用していた。特に後者に関しては、Tabを100個も200個も開いてもしっかり整理でき、非常に便利だったので、これが使えないのはQuantumの最も残念な点であった。
今後も引き続き多くの代替add-onが出てくるだろうが、現時点で個人的に気に入ったもの、使っているものを紹介したいと思う。完全なる素人の記事ではあるが、同じような悩みを抱えている人に、少しでも参考になればとても嬉しい。
add-onの紹介
◦Firefox Multi-Account Containers <おススメ度★★★>
まずは純正add-onのMulti-Account Containersから。これは、開いているタブを自分で決めた分類に従って、コンテナーとして整理できる。また、新規タブを開くときも、どのコンテナーのタブとして開くかを自分で指定できる。
シンプルで使いやすく、またカラフルなところもよい。非常におススメ。
◦Tab center redux おススメ度<★★☆>
こちらも使いやすいadd-on。Multi-Account Containersで頑張って分類した結果が反映されるのもgood。タブを100個以上開く人にはお勧めできないが、数十個レベルであれば、機能が絞られていてシンプルな分、使い勝手が良いのではないかと思う。
◦ツリー型タブ (Tree Style Tab) おススメ度<★☆☆>
あるホームページの中で、クリックしたら別のタブとして開かれたタブのような、同系統のタブを自動的にまとめてくれるadd-on。こちらも開いているタブの数が数100個レベルだとあまりメリットを感じられないが、数十個レベルだと使い勝手が良いのではないかと思う。
◦Sea Containers おススメ度<★★★>
もっとも愛用しているadd-on。非常におススメ。
Multi-Account Containersの分類に合わせてタブをグルーピングしてくれるので、少なくとも数百個タブを開いていても快適に使うことができる。このため、僕自身はこの記事執筆時点(2018/2/16)ではMulti-Account Containers+Sea Containersの組み合わせで300個近いタブを管理している。
◦Tree Tabs おススメ度<評価不定>
ツリー型タブ (Tree Style Tab)と似たような系統のadd-on。より機能を増やして、また自動ではなく手動でカスタマイズできる範囲が広い。一つ一つの機能はTree Tabsの紹介ページのスクリーンショットの方が詳しいので割愛。使いこなしている人＆カスタマイズが好きな人にとっては恐らく評価が高いadd-onなのではないかと思うが僕自身はもう少し直感的に使えるadd-onを求めており、実際使いこなせていない。そういった点では人によって評価が分かれるのではないかと感じる。
◦Tab Group Window おススメ度<評価不定>
こちらは見た目が以前のTab Groupsに似たadd-on。残念ながらMulti-Account Containersの分類がこの記事執筆時点(2018/2/16)では反映されないため、全然使用していないから、評価不定とさせて頂きたい。今から一からタブを分類しなおす予定の人にはお勧めできるadd-onである。
◦タブリストボード おススメ度<評価不定>
こちらも残念ながらMulti-Account Containersの分類がこの記事執筆時点(2018/2/16)では反映されないため使用しておらず、評価不定とさせて頂きたいが、同じくTab Groupsに似た使い勝手と思われるので、今から一からタブを分類しなおす予定の人にはお勧めできるadd-onである。
Firefoxをリフレッシュしたときの移行の仕方
Firefoxの場合、ずっと使用していて動作が遅くなった時、リフレッシュをされる方も多いのではないかと思う。この場合、どのように、開いたコンテナ―タブの環境を移行するか紹介する。
◦自力で行う方法
① アドレスバーにabout:profilesと打ち込み、プロファイルの場所を調べる
【重要】※これを実際に行ったとき(2017/12/24)時点では、タブは全て元に戻ったものの、コンテナ―の一部が復元されなかった。僕のやり方にミスがあるのかもしれないので、より良い方法が見つかり次第、加筆訂正します。
◦Tab Session Managerを使う
Tab Session Managerという、セッションを記憶できるadd-onを利用する方法もある。このadd-onは開いているセッションをエクスポートできるので、インポートしなおせばよい。ただ、少なくともタブを300個近く開いている状態でこのadd-onを使用するとかなり動作が遅くなるので注意が必要である。
ｰｰｰｰｰ
ここで書いた内容が、少しでも皆様の参考になれば幸いである。よりよい方法、add-onが見つかり次第、適宜加筆訂正を行っていきたい。
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