[Vittoria Corsa PRO インプレ]
Vittoriaファンなら気になる新作、CORSA PROを導入したのでインプレしたい。
今回はタイヤの構造が完全に刷新されただけあり、とにかくしなやかというのが第一印象。最初、パンクしているのかと思うほどだった。空気圧は前作CORSA 2.0よりやや高めでも良さそう。
前作CORSA2.0はグリップ力、耐久性、耐パンク性ともに非の打ち所がないタイヤだった。しいて言えばいつも通りではあるがコンチネンタル派にはウケないというところだろうか。また、僕自身の体重がそこまで重くないので、それが高い評価につながっている可能性はある。
CORSA PROも同様、グリップ力・グリップ感はタイヤのしなやかさもあって前作よりもさらに上で、レースなどで70㎞/h、80㎞/h出しても極めて安心である。転がり抵抗もかなり小さく、軽く走れる。耐摩耗性も悪くないが、以前より少しだけ削れやすい印象だろうか。耐パンク性はまだ使用距離が短いので評価できないが、そもそもシーラントのお陰もあり、最後にパンクしたのはいつだろう、という感じなので、適切に対策すれば本タイヤも問題ないのではないかと思う。
絶賛しかしていないが、Vittoria派の人にはぜひ使って欲しいし、しなやかなタイヤが欲しい人には自信をもってお勧めできるタイヤである。
[マクハル、ドウシル ショートインプレ]
個人的にTLRは本当にめんどくさいと思う。確かにパンクはしないが、タイヤに残ったシーラントの処理にいつも困っているし、リムテープのトラブルも多い。そんな中で、マクハルとドウシルはTLRをチューブレスと同じ感覚で使えるようにできる逸品だと思う。まず、ドウシルについては、TLRの場合、リムテープも必要だが、リムテープの隙間から空気が漏れる、というトラブルを防止できると思う。実際、いつも2重にしているリムテープを1重+ドウシルにして、特に問題は感じていない(が、自己責任でお願いします)。弱点としては、意外とリムに張り付かないことや、いちいち張り付けるのが面倒なところだろうか。
マクハルに関しては、施行の時にかなり周囲を汚すのが玉に瑕であるし、元の容器に戻すのが少し大変である(僕はMAVICの純正チューブレス用シリンジを使った)。 作業自体は、そこまで難しくないが、最初は空気の漏れが多い印象。少量追加したらだいぶ安定した。ホイールバランスを崩さないし、非常に革新的な製品だと思う。
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