奥入瀬渓流+大沼公園旅行記(去年9月)②

9月4日朝、快晴であった。ぶなの森は、より一層さわやかに見えた。

バスで、昨日来た道を戻る。やはり、この峠は自転車で走っても楽しそうだ。

青森駅。津軽線に乗って見たい、という個人的興味から蟹田まで行き、そこからスーパー白鳥1号に乗る、という計画を立てた。
青森駅と蟹田駅で撮影。701系は本当にそのまんま209系である。車体、台車のできともにコストの削減をしたことがすぐ分かる。但し、3ドアのためか、209系よりややボディ全体の剛性は高く感じた。そういえば、青森車両センターには疎開した209系がいた。E233の増殖のスピードは、ここ数ヶ月で一気に上がったような気がする。

それはともかく、以下は、車内から撮った写真。非常に景色がよく、これからの旅を期待させてくれる。


蟹田駅で待つこと7分、到着した車両は、789系であった。今回、一番期待していた車両である。因みに、次の日、函館から乗った車両も789系だったので、それも踏まえたインプレッション。

車体の剛性は標準的。E231系統と似たような感触である。但し、台車の出来が極めてよい。個人的には、もう少しかちっとしていてもよい気がするが、しかし、高速域での独特の滑らかな乗りアジは、病み付きになる。しなやかによく動く台車である。一方、内装も、きわめてセンスがよい。(室内の)ドアのところの絵など、随所にセンスのよさが感じられる(人が多かったので写真は撮っていません)。一方、シートの出来が悪い。体をホールドしてくれないため、疲れる。特急用の車両として致命的なポイントである。残念だ。
写真は、車内と函館駅で撮ったもの。
さて、駅弁を買って乗り込んだ車両はキハ183系であった。

さすがにこれは感激というほか無い。すばらしい車体の剛性と適度に動く足回り、そして、気動車ならではの味わい。。。
シートの出来も悪くないし、デザインも好きだ。いや、これまで乗った車両で最高の車両である。設計がしっかりしていることがひしひしと伝わってくる。これが徐々に廃車になっているとは、非常に悲しいことである。おそらく、今のJRには、このような高コスト車両は作れないだろう。それもしょうがないとは思うが、ともかく、これは名車中の名車だろう。絶賛したい。

と言うわけで、大沼公園と、寝台特急あけぼのは、次回リポートします。いや、それにしてもキハ183系はすばらしかった。

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