こちらの記事の続編です→ThinkPad T480s メモリ&SSD交換
2年間使ったThink Pad T480s、仕事の関係で数値計算を割と行うことから、更にメモリが欲しくなってアップデート。もちろん買い替えても良いが、不満点がメモリだけなので、買い替えるほどではないと思ってアップデートを決意。
ネットで調べると少なくともCPUがcore i7-8650Uのモデルに関してはアップグレードの記事が出てくる→参考記事①
日本語の記事でも、恐らくi7と思われるもので同様の記事がある→参考記事②
僕の使っているモデルはi5-8250Uであるが、スペック的にはCPU側のメモリコントローラーが最大32GB、マザーボード側が最大24GBという部分は変わらないので、どうにかなるだろうと信じ、上に挙げた記事と同じメモリを購入。
前回同様、精密ドライバーでねじとツメを丁寧に剥がしていき、メモリに到達。1年間空けていないので埃が溜まっており、ブロアで掃除もした。
メモリ交換も前回同様、差し込むだけ。
さて、、、起動しようとしたところ、2∼3回、電源ボタンを押してもすぐ切れるという症状が出て焦ったが、5秒くらい待ってもう一度電源を付けたら問題なく起動、システム側も40GBをしっかり認識していた。次に問題なのは40GBすべて使えるかどうか。Matlabで軽くwavelet変換の計算をしてみたら、しっかり40GB使い切っていた。まあ計算量が少なくなるよう、スクリプト側を工夫しろという話ではあるが、ひとまず一安心である。
今回は相性が良かったからたまたま動いた、という程度のものだろうから、あまりお勧めできるものではないが大量にメモリを消費する処理をする人で、どうしてもT480sを使い続けたいという場合には選択肢の一つになりうるだろう。
またPCを買い替えられなくなってしまった笑
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ちなみに、余談ではあるが先日、友人のX1 carbon(2019年モデル)を分解する機会(!)があったのでプチインプレを。
X1 carbonはとにかく軽い。そして、サイズも底面積・厚さ共にX1 carbonの方が一回り小さかった。キー配列はほぼ同一であるが、ボディがカーボンのためか、キータッチの感触はX1 carbonの方が剛性感にあふれており、良かった。さらに、パソコンを触った感じもX1 carbonの方が剛性感に優れていた。
分解はT480sと共通で精密ドライバーでねじを外し、ツメを一つ一つ外していく感じ。この辺の設計は共通化されているのではないかと思った。
X1 carbonの弱点はメモリがオンボードであるなど、拡張性の低さだろうが、その代わりに軽さを得たということだろう。そしてこの剛性感を考えるとフラッグシップ機というのもうなずけた。Tシリーズも、軽さはともかく、この剛性感だけでも欲しいと思った。
同じThink Padシリーズの中に気になる製品があるというのはThink Padファンにとってありがたいことである。
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