皆様、今年もよろしくお願い致します。
2023年に導入した自転車・車のパーツのうち、長文でインプレを書くほどでもないものについて、簡潔に紹介します。
【自転車関係】
自転車関係の機材導入というと、Tarmac SL8にすべてを持っていかれた感じなので、それ以外のこまごましたパーツ類について。
元々プロ選手のSNSなどで見かけたことがあったが、実際に注文させて頂くと、納期の連絡や細かい調整など、とても丁寧に対応してくださり、ここにお願いしてよかったと思う。
シールの品質も良く、接着性も極めて高く、常日頃から使い、走った後は雑巾で拭いたり、水で洗ったりしていても、全く問題なく使えている。
また、中の人が、学連OBである私の名前を知って下さっていたようで感動してしまった。選手として、名前を憶えて下さっているのはとても嬉しいことである。
自転車のネームステッカーというと、なかなかニッチな商品であり、どこに注文するか、はたまた自分で印刷するのか、迷うところではあるが、こちらは多くのプロ選手に製作実績があるので、安心して注文できるし、個人的にも自信をもってお勧めできる。
 |
| 左がトップバリュ、右がミレー。 |
コスパの良さで話題になっていた、こちらのメッシュインナー。個人的にはこれまでMILLETの ドライナミック メッシュインナーを愛用していたので、そちらとの比較になるが、さすがにミレーの方が、値段の分だけ、より立体的で凝った作りになっているものの、性能的にはほとんど気にならない差だと感じた。ミレーの方が、夏の暑い時期に使ったときに、わずかに湿っぽさが少なく、やはり価格が高い分だけ性能が高いとは思ったが、価格差を考えるとイオンのインナーはとても健闘していると思う。私自身は練習はイオン、レースはミレーと使い分けることにしたが、どちらのインナーも極めて耐久性が高く、満足度はとても高い。正直、人におススメを聞かれたら、値段差からイオンを勧める気がする。一方で、少しでもマージナルゲインを積み上げたい方はミレーが良いだろう。
 |
| トップバリュ |
 |
| ミレー |
今回、Tarmac SL8に導入したゼッケンプレートホルダーがこちらである。SL8はシートポストが細くなったというが、実際、こちらのプレートホルダーでは、ほんのわずかにはみ出てしまう。
もちろん実用には問題ないが、どうしても気になる場合、もしかしたら、他のバリエーションを選んだ方が良いかもしれない。とはいえ、多くの選手が使っているモデルであり、製品自体には全く不満がない。
【車関係】
今年、一番驚いたのはこちらのAT添加剤。もちろん、普段サーキット走行をする＝変速スピードにシビアだからだと思うが、トルコンの滑りが減ってスピードの伸びがアップしたことが実感できた。過去に、Rewitecも試したことがあり、エンジンオイル、ATオイルともにスムーズさが増したことを実感できたが、COREはそれとは違った、実際のスピードにつながる良さがある。
オートマ車でスポーツ走行するならお勧めの商品である（もちろん、この手の製品の効果の体感には車の差、個人差があるとは思うが）。
サーキット走行をするなら機械式LSDを入れたくなるが、一番のネックは音や振動だろう。特に、サーキット専用車ではなく、普段使いの車でスポーツ走行も兼ねる場合、どうしてもネックになってしまうだろう。
この商品はサイレントと言っても、メーカー純正のLSDと比べると当然高いイニシャルトルクである。それで、音はどうかというと、慣らしの時はめちゃくちゃうるさいし振動もすごい。知らない人が乗ったり、見たりしたら、車が壊れたと思うかもしれない。そして、大体数百キロ走ってオイルを交換するとやや静かになるが、ここで注意なのは、非純正オイルだと、引き続きうるさいということである。当初、お店の在庫の関係で、ペトロナスの75W-90を、慣らし運転後は音を小さくしたいということで80W-140を使ったが、やはりうるさく、結局ATSの純正オイルにしたところ、ほとんど音はしなくなった。みんカラなどでも純正オイルでないと音が鳴ったというインプレが散見されるので、オイルとの相性はシビアかもしれない。
流石に駐車場から出す時にハンドルを全切りすると少しガタガタしたり、低速の急コーナーで下手にアクセルを踏んだ時などに少し音が出ることはあるが、ほとんど気にならない範囲である。ちょっとタイヤが鳴いているかな、くらいの音・振動なので、機械式LSDと言われなければ気づかないかもしれない。
サーキットでは、少なくとも私の場合、タイム短縮につながったので、しっかり効果があったと思う。 もちろん、一般公道でも、制限速度の範囲内ですら、コーナーの安定感が上がり、満足度は高い。
競技をするわけではなく、趣味でスポーツ走行を楽しみたい方にはお勧めの製品である。
コメント