PIRELLI P ZERO RACE TLR SL-Rインプレ + Hutchinson BLACKBIRD RACEプチインプレ

[PIRELLI P ZERO RACE TLR SL-Rインプレ] 
今年初めに発売され、空気抵抗が削減されると話題のタイヤ、3か月程度使ったのでインプレしたい。

 
 
このタイヤは絶賛されるインプレも多いが、一方で、パンクしやすいといううわさも聞く。恐らく使用条件などによって評価が分かれるのではないかと考えている。私個人は、走行距離がさほど多くないこともあるのか、今のところパンクはしていないし、する気配も見せない。夜練など、パンクしやすい環境での走行もしているにも関わらずだ。
その評価には、もしかしたら、30Cというのも関わっているかもしれない。当初はすさまじく転がり抵抗が低いが、荒れた路面では疲れるな、という印象だった。それが、空気圧をかなり下げたら解決し、今は体重58kgに対して、フロント3.5bar、リア3.8bar程度しか空気を入れていない。 タイヤの太さと低圧という条件が揃い、パンクしにくくなっているのかもしれない。

肝心な空気抵抗については、転がりの軽さの影響もあってか、単独で評価することは難しい。少なくとも、主観で評価しても速いタイヤであることは間違いない。グリップ力も十分であり、テクニカルなコースでも怖くなく、ウエット路面も怖くない。個人的に現時点でのベストタイヤtop3を挙げろとなると、Hutchinson BLACKBIRD RACE(次項参照)とVittoria Corsa PROとこのタイヤを挙げると思う。いずれもハイレベルで、もちろん直接乗り比べたら違いが判るのだろうが、こうやって、それぞれを単独で使っていると、どこがどう違う、と書くことが難しいくらいの差である。その中でも、このP ZERO RACE TLR SL-Rはやや硬めであり、空気圧を低めにしてセットアップが決まったときは、特に平地で転がり&(恐らく)空力の良さから、とてもスピードが伸びて気持ち良いタイヤである。30Cはやや重いことが弱点であるし、28Cを使っていないので何とも言えないが、(パンクしやすいという噂など)様々な要素を加味すると、SL-Rの30Cはお勧めのタイヤである。BLACKBIRD RACEもそうだが、30Cの時代が来たな、と感じる。
 
[Hutchinson BLACKBIRD RACEプチインプレ]
上で比較対象に出したHutchinson BLACKBIRD RACEについて簡単にインプレしたい。と言いつつも、こちらもワンシーズン使って非の打ち所がないタイヤであり、しかも、方向性としては以前インプレしたBLACKBIRD RACING LABと同じであるので、ついインプレを書かずに放置していた。
結論から述べると30Cに漠然と抱いていたネガティブな印象が全くなくなったタイヤである。グリップも高いし、転がりも軽いし、そして、何よりも軽い。P ZERO TLR SL-Rと比べると、軽さは大きなアドバンテージになるだろう。P ZEROよりはやや高めの4気圧前後で運用していたが、それでもグリップ感は高く、良いタイヤだった。シーズン後半、つまり、タイヤの良い状態を使い切った後に1回だけパンクしたが、その時もシーラントがふさいでくれて事なきを得た。非の打ち所のない良いタイヤである。

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