PrologoというとNago PASをだいぶ前に使っており、個人的にはかなり良いイメージがあった。特に会陰部への負荷が少ない印象を受けていた。その後も色々試し、お尻固定系ならSelle SMP F30、フラット系ならSelle Italia Fliteが個人的ベストで、いずれも複数のモデルを試すほど気に入っていた。特にこの3シーズンはFLITE BOOST キットカルボニオ スーパーフローをずっと使い続けていた。ほぼ不満はなかったが、ベースがしなやかなせいで、1シーズン使うと少し馴染まなくなってしまう点だけが不満だった。
そんな背景と、以前少し試したことのある3Dプリントサドルが、最近はだいぶ進化していることを踏まえ、Prologoの2モデルを使用してみた。
【Prologo Nago R4 PAS 3D MSS】
まず最初に購入したのはNago。以前の良いイメージを踏まえての選択である。
しかし、これは私にとっては誤算だった。サドル表面が割と柔らかく、お尻がだいぶ固定されてしまい、座骨に荷重が集中してしまう印象なのだ。
サドル自体が割と湾曲しているので 、水平の取り方も色々試し、自分が座るところの水平を取る=見た目としてはやや前下がりのセッティングにしたら多少はマシになったが、それでも長距離後半は座り続けることがきつかった。やや脚の血流が妨げられている印象であった。Prologoの名誉のために行っておくと、お尻のおさまりは良く、会陰部の血流の影響も少なそうだった。そんなこともあり、このサドルを使っているときもシッティングでもかなりパワーが出しやすい印象だった。ただ長時間座り続けたときだけ、私にはフィットしなかった。
もちろんプロ選手が使っているサドルでもあるのでこの形状が合う人であれば問題ないだろう。ただ私には合わなかっただけの話である。残念ながら1か月程度の使用で手放すことに決めた。
【Prologo Scratch M5 PAS 3D MSS】
そんなわけで、もう1モデルのスクラッチも試してみた。そしたらなんと、とても良くフィットするのだ。サドル表面がやや硬いお陰か、前後移動もしやすく、また、オーソドックスなサドル全体の水平を取るやり方で割とお尻のおさまりも良く、また、荷重も一点に集中せず、会陰部への負荷も低い印象だった。
Tiroxレールであっても十分に軽いのでダンシングの振りも軽いし、長距離を走った後も一点に疲労が集中しているということはない。お尻の形さえ合えばかなり良いサドルなのではないかと思う。
私自身が座骨幅が広いので、Scratchの方がNagoよりわずかに幅が広いことも影響しているのかもしれないが、いずれにせよFliteに並んで個人的なベストサドルの一つになった。
長期間使用後の耐久性などはまだ評価できていないが、おススメである。
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